結婚することが決まりお互いのご両親への挨拶を済ませて結婚を許してもらったあとは、両家の顔合わせをしなければなりません。
これは結婚に向けて新郎新婦の2人が初めて行うイベントでもありますので、しっかり段取りを行っておきましょう。
ここでの顔合わせに関しては結納の意味を持つケースもあれば結納とは別に、まずはお互いの親睦を深めるためといったケースもあります。
近年では結納の意味を持たず単純に顔合わせをするといったケースは少なく、ほとんどは結納も兼ねてしまうことが多いようです。
とはいえ、結納のように堅苦しい雰囲気ではなく、比較的カジュアルに顔合わせをするので費用的な問題や双方の緊張感などに関してもあまり大きなものではないと言えます。
この方が反対に、両家の親睦を深めやすく両家共に今後の付き合いに関してフィフティな関係を築けると言った意見も多くなりました。
場所は充分に考慮して決める
顔合わせをする場所に関しては双方の両親の好みなどをしっかり考えていくようにしましょう。
高級料亭などを選ぶケースもありますが、あまりにも高級な場所を選んでしまうと、それだけで緊張してしまいお酒が進みすぎてしまうこともありますので注意が必要です。
食事内容に関しても双方のご両親が抵抗なく食べれるものを選ぶようにしましょう。
このような場面では、それぞれが好きなものを頼むよりも予めコース料理や会席料理などを注文しておくことが大切です。
自分で好きなものを頼むことになれば早く決めなければならないと焦りが生じたり、金額的な問題でもご両親を悩ませてしまいますので、まずは自分たち2人がしっかり段取りを組むことが大切です。
切り出しは男性が行う
両親の顔合わせを行う際に全員が揃ったら、切り出しは新郎となる男性が行うようにしましょう。
わざわざ足を運んでいただいてありがとうございますと感謝の気持ちを述べるとともに、今後についてをある程度話し、今日は両家の親睦を深めていただきたいと言う気持ちを伝えるようにします。
もちろん両家共に初めて顔を合わせるわけですからスムーズに会話が弾むとは限りません。
万が一、会話がうまく進まないと感じた時にはスムーズに双方で共通の会話などが持てるように、あらかじめ新郎新婦となる2人のお互いにリサーチをしておくと良いです。
またこのような場面では自分の両親を気遣ってしまうこともありますが、できる限りはお相手の両親を気遣うようにしましょう。
特に女性の場合には、こうしたポイントで気遣いが出来ないとご両親に恥をかかせてしまうことにもなりかねません。
パートナーのご両親も女性に対してこうしたポイントは必ずチェックしていますので、結婚後の生活に対して安心してもらえるようにしっかりと気配り目配り、心配りをしましょう。